長野の標高1379mの清水高原で田舎暮らしする

ど素人が中古別荘を買ってDIYして住みよい環境になるまで。またその後の日常。

テスト版コンクリートブロック焼却炉作り

暖かい朝、気温4度で晴れ。
10時近くになって、コメリへ焼却炉用のコンクリートブロック44個と、丸鋼の棒11本などを購入して軽トラで家へ運ぶ。
軽トラを返したあと、ファーマーズガーデン山形で野菜をいくつか購入。キャベツは農家さんが持って来たばかりで並べ始めたものを購入。なんだか鮮度が全然違うのに驚いた。

値段も100円と安い。他の野菜も全般的に新鮮でいい。

家に戻り、テスト用の焼却炉兼薪乾燥の実験炉を作り始める。場所は焚火場のあとと周辺をそのまま利用。

土を掘り、平らにするのは階段作りで慣れたためか20分ほどで終了。そこにブロックをただ積んだだけで作ったため、合計で1時間ほどで完成。

一応、基礎の水平は出してから組んだため安定はしているが、強度は全くない。

後ろは煙の出口を作り、煙は後方から出るようにした。

焼却実験のため、薪を置き燃やし始める。やはり前が全開のため、多少前からも煙が出てくるが、大体想定通りにできた。薪を燃やす上方のブロックの上に生ごみを置いて、丸鋼の上に丸太を置いて乾燥実験。

生ごみは、リンゴの皮やティーパックなどを置いたが、1時間もせずに乾燥した。炎に直接当たっている丸鋼も特に問題なかった。
それではと、生ごみを置いたブロックのところにも丸太を置いて再度実験。

しばらくして、少し蒸気が出てきた。ブロックを通じてでも結構熱くなるようだ。
今日は、点火テストのような形だったが、明日からは丸太も薪も、重量を測りながら乾燥度合いを確認していく。
ネット情報では、強制乾燥の方法も低温・高温と2種類あるようだが、その間の温度帯なのかもしれない。
炭に関しては、効率を考えてペール缶が一斗缶を使って作る予定。まずは乾燥させた木が必要なので、この実験炉で乾燥薪を作るのが先だろうなぁ。
夕方になり、気温は6度あるが濃霧になった。明日は曇りのち雨予報。どうしようかな。

コンクリートブロック焼却炉の材料探し

昨日でレンガ階段作りの第一期が終了し、今日は最近で一番ゆっくりで12時起床。
昨日と違い暖かく晴れていた。
14時からコンクリートブロックを使った、テスト焼却炉の材料を見にカインズ梓川店へ行く。
一番探していたLアングルをやっと発見。これがあれば天井部分のブロックを支えられる。

910ミリで598円なら十分。耐火煉瓦で最終的には作りたいが、まずはテストなのでコンクリートブロックで作ってみる。
Lアングルが見つからなかったとき用と思っていた丸鋼もあったので、両方を使って、熱にどちらが強いか確認してみる。

目当てのものを見つけたので、めどが立って、店内をいろいろ見て回る。
妻はペットコーナーの犬猫を見に行き、私は薪コーナーへ。

エンジン式薪割機を発見し構造を詳しく観察。エンジン式のため余分なものがついているが、電気式にすれば自分でも自作できそう。これももう少し構造を理解して作ってみよう。
ホームセンターは今や私にとってテーマパークのように楽しい場所になっている。
店内を他に回っていると、園芸コーナーでキノコの栽培ツールがいろいろ売っていた。

私の大好物のなめこ。これはぜひ作りたいなぁ。何年失敗してもいいからいつか収穫したい。こういう場所に来ると、次から次へとやりたいことが見つかってしまいだめた。

照明コーナーへも寄ってみたが、イメージする照明の外観はあったが、電源がなかなか思うものではない。最終的にはレンガで塔を作って、その中に電球を入れて自作することになるのかなぁと思い始めている。そのほうが自分が思ったものに近いものができるから。これは今思案中。

園芸コーナーの外エリアには、リンゴの木が何種類も売っていた。これは絶対欲しいもの。家の庭でリンゴを収穫してすぐ食べる、これは贅沢なこと。妻がすごく喜びそうだ。
幸い、この清水高原のような標高の高い気温が低くなる場所でも大丈夫とのこと。近々、購入して庭に植えたいと思う。

やりたいことはたくさんある。できるものから順番にやっていきたいが、いつか庭にミニ蒸気機関車を走らせたいし、木製ジェットコースターを作りたい。今は夢だが実現するためにはどうすればいいかを、ずっと考え続ければ必ず実現するはず。
清水高原での暮らしは、私たち夫婦にはとても楽しいものだ。ホームセンターの帰りは回転ずし、今日も食べ過ぎて帰りは吐きそうだった。

レンガ階段作り28日目(踏み台完成)

曇りの朝、無風だが気温は久々のマイナス1度。
作業開始の10時になっても気温は上がらず、陽の当らなかった場所の雪は解けていない。

軍手をしていても、靴下を二重にしていても、手も足も痛い。底冷えする感じなので、まずは焚火をおこす。
最終50段目の続き。周辺から粘土質の土を持ってきて、最も踏む可能性が高い場所なので、何度も何度も踏み固める。踏み固めた土の上に砕石を多い目にのせ転圧。転圧も時間をかけて念入りに。
ここに使うモルタルも、通常、セメント1に対して砂3にしていたものを、1対2にして接着力をあげる。

もともとの玄関のコンクリート部分にほぼ近い高さで合わせる。いずれ私と妻の両母に、来ていただく際に、なるべく高低差の少ない階段という目的は達成できたと思う。

全体像を1枚の写真でカバーすることが出来なくなるくらい長い階段。

今日の作業はゆっくりだったが2時間ほどで終わった。サイドに取り付ける滑り止めは来春の予定。今回の作業は一応完成した。
午後になっても気温は上がらず最高気温4度。日陰の雪は結局、夜まで解けなかった。

15時になり、階段まわりに設置したい照明を見に塩尻方面へ。昨日、塩尻にプラスワンというお店があるとの情報を頂いたため。
このプラスワン塩尻店は、ホームセンターのようではあるが専門性が高い店舗の様だった。木材などはたぶんホームセンターより安い。残念ながら照明器具は思っているものはなかった。専門性が高い分、探し物があるときに使えそうな店舗だった。
次に、近いからとカインズとイオン塩尻店に寄る。カインズではハムスターの回し車を購入。いつものことながら、妻が食べるたい焼きを1個購入。

なかなか良い照明がないが、見つかるまでは手持ちランタンで、とりあえず行ってみようと思う。
さて、現在までに使った材料などだが、
作業日数28日・作業時間147時間
コンクリートブロック@140×108個(土留用・地中埋め用) 15,120円
セメント@398×18袋 7,164円
砂@218×55袋 11,990円
砕石@218×13袋 2,834円
ブリックヤードレンガダブル@228×151個 34,428円
ブリックヤードレンガシングル@118×322個 37,996円
(サイドの滑り止め用は作業途中のため最終的に必要な数)
サイド部分の滑り止め用セメント@398×4袋 1,592円
サイド部分の滑り止め用砂@218×10袋 2,180円
サイド部分の滑り止め用砕石@218×4袋 872円
サイド部分の滑り止め用シングルレンガ@118×408個 48,144円
合計、162,320円
業者に見積もりを取ったときは、40万~52万円だったので、自分で作ったら半値以下ではできるようだ。