長野の標高1379mの清水高原で田舎暮らしする

ど素人が中古別荘を買ってDIYして住みよい環境になるまで。またその後の日常。

レンガ階段作り22日目

今日の作業開始は9時、多少の風が吹いていたが暖かい日で作業日和。
体のだるさは変わらず、20キロの砂、砕石を持ち上げるのが辛かった。
私の家系は、明治の初期から海軍の職業軍人家系。そんなこともあって軍歌は小さなころから聞きなれていて、体が辛くなったら軍歌を聞くことでテンションをあげていた。今日も主に海軍の軍歌を聞きながら作業していた。
階段作りは妻が全面的に手伝ってくれ、4段分とかなり進んで37段目までできた。もう玄関が近くになってきた。

玄関前はカラーセメントを使った方法でやる予定のため、階段の最終的な完成は来年春になりそうだ。
玄関近くまでもう少し階段を作った後、今、焚火をしている場所を変更して、耐火煉瓦で焼却炉兼、薪乾燥床兼、木炭製造のための施設を作る予定。これは雪が降っても問題ないので、冬にかけてやっていく。
この施設はテスト用なので、耐火セメントで固定せず、ただ積むだけの処理にしようと思う。
何を主にしたいかというと、1段目は焚火で暖をとったりゴミを燃やしたりの区画、2段目が炭を作る区画、3段目が薪を乾燥させる区画と3層のものにする。2~3段目はカラマツを使った実験区画。
下で薪を燃やし、2段目に密閉した金属製の入れ物にカラマツを入れ炭化させ炭に。3段目は薪を燃やす余熱で薪を乾燥させる。通常3か月から6か月かかる乾燥作業を短縮できるかの実験。薪は通常、水分20パーセント以下が理想だが、カラマツなど松の場合は10パーセント以下にすることによって、すすが出にくくなる。それを実験によって確かめたい。
そんな実験施設としての焼却炉を作る予定。何でもやってみて工夫していくことで知識が頭に入る。
昨日からの体のだるさは、よくよく考えてみると気力が充実していないからだと思う。
昔、家に飾ってあった「海軍五省」を思い出した。
一、至誠に悖る勿かりしか
  真心に反する点はなかったか
一、言行に恥づる勿かりしか
  言動に恥ずかしい点はなかったか
一、氣力に缺くる勿かりしか
  精神力は十分であったか
一、努力に憾み勿かりしか
  十分に努力したか
一、不精に亘る勿かりしか
  最後まで十分に取り組んだか
心の甘えがあるから体がだるいのだと理解できた。精神力は大切。明日からは甘えず頑張っていこう。
人間50年、もうお釣りの人生、滅私奉公が大切だと思う。若い人たちが幸せに暮らせるように。

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